筑波大学の推薦入試科目は小論文ですが、実際は数学の学科試験です。そのため私は得意の数学を生かせるという理由で推薦入試で受験しました。
私は数学に興味を持っていました。一つの問題に対していくつかの解答の仕方があるときがありますが、それは問題の捉え方や、考え方の違いによって生まれることで、私はそのいくつかの考え方がある部分に興味をもっていました。そのため、「もっと学べば考え方が増えるんだ」というような感覚があり、数学の勉強は楽しく取り組むことができました。
私が受験を通して思ったことは、自分の好きな科目で勝負をする、ということがとても良いということです。なかなかこういう状況になることは少ないかもしれませんが、圧倒的に都合がいい、とも思います。その大きな理由としては、好きな科目であれば勉強が苦にならないからです。やっていて楽しい、おもしろいと感じていたから、もっと深く学びたい、難しい問題を解いてみたいと思えました。そして気が付くと自分の学力が上がっていき、どんどん目標としている大学に近づく、というような感じです。
そういうわけで、私は数学にとことん取り組める環境、指導をしてくれた先生に感謝をしています。