定期テストの点数を上げよう!中学・理科編2
今回は“計算系”での理科の勉強法です。
典型的な“計算”分野の単元を考えてみましょう。
例えば、「電気」の単元はどうでしょうか?
「電気」の単元は、〈オームの法則〉や〈電力や電力量〉の計算などがたくさんあり、「ニガテだな~」という生徒さんが多い単元です。
計算が多いということは、ある意味、当たり前ですが、「理解力+計算力」が必要です。
ということは…… (予想していた生徒さんたちもたくさんいたと思いますが……)
そうです。この分野は「数学」の勉強法と同じ! で いけちゃいます。
前にUPしたコラム記事から、ポイントを抜き出してみると、このような勉強法になります。
キーワードは『 おぼえる ⇒ とける ⇒ れんしゅうする 』でした。
3ステップの勉強法です。
教科書に載っている『 各項目の公式や定義・定理 』を “しっかり” 『 おぼえ 』
↓
教科書の『 例題 』を使って公式などをどうあてはめて解くのか理解し、『 とける 』ようにし
↓
教科書やワークの『練習問題』問題を解き、こまめに丸つけ直しをする(解説もよく読みます)ようにして、同じ問題を何回か繰り返し解いて解き方を定着させることを狙い『 れんしゅうする 』
こちらについても、「どうやったら公式や定義・定理を覚えられるか」とか「意外なものを使って問題の解き方の理解を深める方法」など、詳しくは、前に読んでくれた生徒さんも、まだ読んでない生徒さんも、前にUPしたコラム記事
の シリーズ記事 をぜひ読んでみてください。相当タメになると思います。
【 ※ 補足:『 とける 』について・・・理科の教科書に計算問題の例題があまりくわしく載っていない場合は、先生が黒板に解いた計算問題を書きとめたノート[←きちんと書いておく必要がありますよ~]、もしくは、ワークの解答例や解説を使います。】
今回はこれを覚えましょう。
“計算系”の勉強 = 「数学」の勉強法
「なるほど、わかりました。では、一つの単元の中に両方混じっている場合はどうすればいいですか?」って思います?
ありえますね~
その場合でも、簡単です。単元の中の項目ごとに“暗記系”なのか“計算系”を見分け、勉強法をそれぞれ使い分けて当てはめればいいだけです。
例えば「化学」だったら、
・化学記号や化学反応式など ⇒ “暗記系”の勉強
・化学反応の割合や変化量の問題など⇒ “計算系”の勉強
または「気象(天気とその変化)」だったら、
・天気図記号や気団や前線など ⇒ “暗記系”の勉強
・飽和水蒸気量や湿度の問題など⇒ “計算系”の勉強
というふうに勉強法を分ければ、スッキリと効率的に取り組むことができます。
「理科」の点数をグングン上げたいなら、
「いま取り組んでいる項目は、“暗記系”か“計算系”か、どちらだろう?」
と、つねに考えて勉強しましょう!
単元(または項目)の特徴に合わせれば、確実に理科はできるようになります!
まとめとして、これを覚えておきましょう。
理科の勉強法 = 「社会」の勉強法 + 「数学」の勉強法
『勉強法を使い分けて取り組む』で、理科の「とっつきにくさ」は解消です!!!!! 次のテスト、やればやっただけ 点数UPはキミのものです!
専属教師 門脇