『小学校のときは成績が良かったのにどうして？』と嘆く中学１年生の生徒さんや保護者の方が依然として多くいらっしゃいます。

 

 

今回はそのカラクリと、放課後レッスンで行っている対策をご案内します。

 

 

そもそも小学生の主な成績のものさしは単元テストに偏り気味ですが、
・直前に習ったばかりの確認テストの意味合いが強い
・狭い範囲（ひとつの単元）のテストである
上のような性質があるため、自分で考え、解く力が十分ではなくても、「こういう問題は足せばいい！掛け算すればいい！」とパターンを覚えてさえいればある程度の点数が取れてしまうのです。

 

 

宿題を早く終わらせたい、とにかく答えだけを書いて機械的に問題を解けばいい、という姿勢で普段の学習に取り組んでいたとしても、上のように単元テストでは点数を取れてしまうことが多いのです。

 

 

しかし、学力は理解の積み重ねによって伸びるものです。
上のような学習姿勢ではその場（単元テスト）凌ぎだけになってしまい、真の学力形成にはなり難いのです。

こうしたケースが冒頭の嘆きにつながっていることが多々見受けられます。

 

 

放課後レッスンでは、一過性の点数を取らせるためだけの指導は行っておりません。

テストで良い点数を取ることも大切ですが、将来につながる本来あるべき学びの姿勢を、小学生のうちから養うことこそが重要であると考えるからです。

 

 

必要な反復練習は取り入れつつ、並行して思考力と忍耐力を培う指導を心がけています。

時には１問に対しじっくりと時間をかけ、最後まで答えを追い続け、分かったときの達成感を味わえるよう、意図的に指導しています。

 

 

今日の授業でも、受講開始の頃は集中力にすら課題のあった生徒さんが、『ここまでは自分で考えられたけど、この部分がどうしても分からない！ヒントをください！』と、積極的なアプローチの姿勢を示してくれました。

 

 

今後も、機械的な学習方法ではなく、本来あるべき学びの姿勢を養う場、その姿勢の上で正しい学力を形成する場として、放課後レッスンの指導に取り組んでいきます。

また、それこそが現在の教育改革の方向性に合致しているものと確信しています。

 

担当教師　井比美江

 

小学生・放課後レッスンは随時、受講生を募集しています（受講料：4,500円＜税別＞～）。

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