目標別・数学指導方法【応用編】 ~指導事例~
同じ数学でも、志願先によってその学ぶべき深さは異なってくるべきと考えています。
今回は医学科や難関大学理系の数学指導で心がけていることをご案内します。
【公理・定理・公式を体系的見地からそれらのつながりを明確化し、全体像を鮮明化させていく】
最難関・医学科を筆頭に、理系数学での出題では、単純に公式を当てはめて解けるような問題はありません。
与えられた設問に対し、数学の知識を総動員し、論理的に解いていく能力が求められます。
※そのために記述式である場合が多い。
難関・理系志望だったTくんには、個々の知識をバラバラなものではなく、関連性をもって理解してもらうため、公式はただ覚えるのではなく、Tくん自身に公式を証明したり、変形させたりしてもらいながら、そこに関わる定理なども体系的に理解してもらいました。
それにより、設問に対する解答力はもとより、難関大では合否にも大きく影響する、完答できなくとも解き筋やその解法プロセスにおいて最低でも部分点を確保できる力を養うことができました。
同じ『難関受験を目指す生徒』の数学でも、入会時点での生徒の学力は様々です。学力現状を分析し、段階を経て学習を進めつつ、志願先合格に必要な数学のスキル養成まで全力でサポートいたします。
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