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苦手な数学を捨てない

私立文系を目指す生徒さんに多く見られる傾向として、『数学が苦手だから』というものが挙げられます。そのような中、早稲田・政経で数学の受験を必須化したことは驚きでした。

 

現在の入試改革は、論理的思考力を養うことも目標に掲げており、そのために数学的思考はとても重要です。その点でも、早稲田大学の数学必須化は今後備えるべき学力を意識した改革であり、必然と言えます。

 

では、他の私立文系学部でも数学の必須化がいよいよ進んでくるかというと、そこは簡単ではないと考えられます。なぜなら数学を必須化することで受験生に出願を敬遠されてしまうリスクがあるためです。受験生離れと、数学的思考に長けた学生の輩出という狭間の中で、各私立大学・文系学部が今後、どのような数学の取り扱いへと移行していくのか、動向に要注目ではあります。

 

タイトルの通り、『数学が苦手だから』という理由で簡単に私立文系をと考えるのは、上のような動向だけでなく、様々な理由から回避したいところではあります。

 

①早稲田の数学必須化も、課される範囲は数学ⅠAまでと、限られた範囲であること。

②選択科目の中で数学は他の受験生に差をつけやすい科目であること。(※)

※標準偏差(点数のばらつき)は、数学は大きく、国語・社会は小さくなりがちです。つまり、国語・社会は勉強しても受験生同士の差がつきにくく、数学は勉強した分だけ有利に立ちやすいと言えます。

③(ここまでの通り)AI(人工知能)の発達などにより、将来は今以上に、『人には人にしかできないことをできるスキル』が求められるようになってくると考えられます。そのとき、高校での学びの範囲で、数学ⅠAの学力だけは、「苦手」と目を背けずに、『数学に勝って』、社会で活躍してほしいと思います。

 

 

当教室では、数学ⅠAだけを選択しての受講も可能です。また、その目的も私大入試対策・赤点ヘルプなど、ご要望に応じプランニングいたします。出願時において、生徒さんの学力を踏まえ、有利に進められる科目選択の仕方や出願方式の選択の仕方もお手伝いしています。

(代表番号:0246-25-2511)

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