《 なるほど数学コラム:中学編10 》『 4つの フィルターで「 因数分解 」を克服する ― その1 』
中3生のみなさん。
このあいだ 「 中3になったー!」と思ったら、
もうそろそろ、一学期の期末テストの時期でしょうか?
はたまた、第一回目の実力テストの時期でしょうか?
時がたつのは早いですね~
受験モードの階段を、一段ずつ、上がっていますね。
期末テストや実力テストの範囲の中に、
一学期の始めの頃に学習した、
『 因数分解 』
が入っているかもしれませんね。
この 『 因数分解 』 ちょっとクセものだったりします。
学校の授業では、
共通因数をくくりだす方法
↓
因数分解の公式1~4
↓
置き換えを使って複雑な因数分解を行なう方法
というような順番でたいてい教えられます。
数学の教科書にそのような順番で書いてあるので
ある意味当たり前なんですけどね。
しか~し、そこが問題だったりするんです。
それぞれの項目について、
一つ一つ順番に授業を聞いている分には
けっこうよくわかったりするんです。
が
全部の項目が混ぜこぜで問題が出された場合、
または、
実力テストなどで、一問だけポロっと
「 次の式を因数分解せよ 」
なんて出された時に、
「 どのやり方で解けばいいんだっけ????? 」って
迷ってしまうことがありがちなんです。
そこで、
『 4つのフィルター 』
なのです。
これからここで説明することは、
学校の先生によっては、
似たような方法を授業で説明してもらえる場合があります。
その時は、その方法をしっかり自分のものとしてください。
そうでなかったら、
これから説明する方法をしっかり自分のものとしてください。
ではいきます。
「 因数分解 」の問題が出たら、
フィルター①・・・置き換えの部分があるか
↓
フィルター②・・・共通因数をくくりだせるかどうか
↓
フィルター③・・・公式 4 の パターンか
↓
フィルター④・・・公式 2・3 の パターンか
↓
公式 1
というように、
「 4つのフィルター 」
を 使えばよいのです。
特に、
フィルター③(公式4)
↓
フィルター④(公式2・3)
↓
公式1
の順番をよく覚えておくと
「 迷わず、正確に 」
「 因数分解 」を解くことができます。
ここでピンときたキミ、
いいですねー
「 4つのフィルター 」
試してください!
「 えっ、どうやってフィルターをあてはめたらいいんですか?????」
と 思ったキミ、
大丈夫です。
次回のコラムできちんと説明しますから。
『 4つのフィルター 』 で
『 因数分解 』
どんどん解いてゆきましょう !!!!!!!!!!