2020年度 小学校英語の「教科化」について
2020年度から小学校で、「教科」としての英語がスタートします。
今までも、小学校5・6年生では、「外国語活動」としての英語を2011年度から行っておりましたが、2020年度からは、3・4年生で「外国語活動」を行い、5・6年生で「教科」としての英語を行っていくことになります。
小学校で「教科」となることでの変更点
・成績がつく
「外国語活動」の時とは違い成績がつくようになります。中学受験をする場合でもこの成績が大きく影響するケースは少ないですが、数値化され到達度を確認できるようになることで、学習意欲につながっていきます。
・「聞く」「話す」に加え、「読む」「書く」も
「外国語活動」では、「聞く」「話す」を扱っていましたが、「読む」「書く」も扱うようになります。中学校での英語を前倒しで、小学校で行う部分もありますが、そのままではないようです。今まで小学校で行っていた英語と、中学校で行う英語のギャップが大きく戸惑う生徒もいましたが、そのギャップを埋める橋渡し的な工夫が行われ導入されていきます。
・中学、高校でも変わっていく
小学校で「読む」「書く」を行うことになりますので、中学、高校で習う内容も変化します。中学校3年間で扱う単語数は「1200語程度」から「1600~1800語」と約1.5倍となり、また、高校で行っていた内容の一部が中学で習うようになります。高校で扱う単語数は「1800語程度」から「1800~2500語程度」に変更となります。
どのように取り組めばいいか
成績化されることで到達度が確認できるため、次の学びのモチベーションに繋がることが期待できます。その反面、苦手な場合は、より早い段階で苦手意識をもってしまうということも考えられます。英語は特に積み重ねの学習が必要な教科ですので、もし学校の授業から遅れているなどの場合には、すぐフォローを入れるようにし、苦手意識を持たないようにしていけると良いと思います。
KATEKYO学院は、1対1のマンツーマン指導で一人ひとりの学びをサポートします。
小学生のお子様の英語もサポートしていますので、ぜひ一度ご相談ください。