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2020年4月 小学校の理科はこうなる

ここでは、2020年4月から始まる小学生の新学習指導要領の、理科についての主な内容を見ていきます。

 

従来と変わらず観察・実験を中心に

 

今回の改訂でも基本方針はこれまでと同様、さまざまな観察や実験を通じての探究の過程の積み重ねを重視しています。さらに子どもたちにはもっと自然や身の回りのものに親しんでもらい、そこから見える課題を解決したり、また新たな課題を発見するといった経験を充実させていくことに重点を置いています。

 

 

学習分野は変わらず

 

学習分野は従来と同じく、「A 物質・エネルギー」「B 生命・地球」の2本柱になっています。

 

「A 物質・エネルギー」では、実験の結果から得られた物質の性質や働き・規則性などの知識を活用し、ものづくり学習へとつないでいきます。

 

「B 生命・地球」では、自然を愛する心情を養いつつ、他方では自然災害に関連することなどもテーマに取り上げることで、理科を学ぶ重要性・有効性を実感させていきます。

 

加えて理科は性質の異なる4つの分野で構成されているため、それぞれ何を見ているか、という「見方」も以下のように提示されています。

 

エネルギーを柱とする領域・・・質的・関係的な視点

粒子を柱とする領域・・・量的・実体的な視点

生命を柱とする領域・・・共通性・多様性の視点

地球を柱とする領域・・・時間的・空間的な視点

 

様々なものを見ることで、理科の面白さや楽しさを感じられる学びにし、それらを多角的・多面的に見ていくことで、問題解決の糸口をつかむきっかけづくりにつながるような工夫が施されています。

 

中学校の理科は小学校で学んだ内容をより深く進めていくため、小学校の学習内容の定着が大切です。

 

KATEKYO学院では、1つの教科に絞らず、指導していくこともできます。

普段は算数、英語を中心に指導しながらも、理科のポイントだけを指導といったことも可能です。

小学生から始めることで学習習慣付けや、正しい勉強のやり方が身につくなどのメリットがあります。

ぜひ一度ご相談ください。

 

前回の内容はこちら

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