「中学受験を意識したときの勉強法」(低中学年向け)
小学生はとにかく忙しい。
帰ってきてお友達と元気に遊ぶ、学校の宿題はごまかしがきかない、習い事や明日学校で話題になるアニメやバラエティーの情報収集、9時前に就寝。
でも中学受験をするなら学校以外の学習にも力を入れなければなりません。
5年生になる前に意識して準備を進めることが重要になってきます。
とはいえ、突然、過去問に取り組んでも正答率は決して高くはならないでしょう。
見覚えのある回答のはずなのに答えがあっていない、文章が書けない、問題の意味が分からないなどなどハードルが高く感じるでしょう。
計算ドリルや漢字ドリル、ワークは学校で学習したものを反復練習するいわば練習と定着を目的としています。それらは勉強のベースになるものですので、必ず習得しなければならない知識です。
一方で、受験時に必要となる力は、知識は使いこなす力です。ですからその練習を行わなくてはなりません。
もしかしたら中学受験をするかもしれない、でもどうしたらいいか分からない、そんなときにおすすめの勉強法はどうすればいいのでしょうか。
私のおススメはこの3つです。
① 方眼紙に立体図形を正確に書き写す。
② 論理的思考力をつけるクイズを親子で取り組む。
③ 歌詞を見ないで正確に歌う。
どれも勉強とは程遠く感じますが、どれも中学入試や高校入試で役立つ学力につながります。
立体図形は空間把握、論理的思考は必要な情報をまとめる力、歌は語彙力向上です。英語の歌もおすすめです。
上記3つはあくまでも導入です。これだけで合格はつかみ取れませんし、どれもすぐに効果が出るものではありません。現在6年生であればあまりおすすめしませんが、低中学年であれば子どもに勉強と悟らずに学力をつけられるのでぜひお試しください。
KATEKYO学院では、中学受験対策も承っております。
受験に関することでお困りのことがあればぜひ一度ご相談ください。
【2021年度 中学合格実績】
ふたば未来学園中学、いわき秀英中学、磐城緑蔭中学