小学生の学力のものさし
小学生のお子さんが自宅に持ち帰るテストの大半がそうであるように、単元ごとのテストがほとんどです。
言うまでも無く、学習直後に理解度を知ることができ、大きなメリットです。
しかし、将来につながる学力を知る上では、まだ他に考えておくべきことがありそうです。
勉強は積み重ねですので、次の単元・学年につながる土台として確かなものになっているかが大切です。
その点、学習直後の確認的な単元テストの時点では理解も記憶も鮮明で比較的良い点数が取れていたものを、時間の経過とともに忘れてしまっているケースがあることには要注意です。
※累積範囲での学力把握をしておくことが大切です。
この時期、「中1ギャップ」という問題がクローズアップされがちですが、勉強面においては、上記のような「学力のものさし違い」が原因であることも少なくありません。
実際に、小学校のときの単元テストで常に90点以上を取れていたからと安心していたにもかかわらず、中学入学後の成績で低迷し、困惑してしまうご家庭は後を絶ちません。
これは、瞬間的な理解は得られていたものの、累積範囲での学力把握とそのメンテナンスが不十分だったことが原因です。
いざ発覚してから積み重ねし直そうとしても相当の時間を要する場合が多いので、周囲の大人が常に注意を払ってあげたいところです。
進級・進学前に学力の健康診断を行い、準備万端で新年度を迎えていただければ幸いです。
当教室のプロ教師とのマンツーマン授業では、一人ひとりの学習状況を的確に分析した上で、累積範囲での学力構築に努めています。
ご希望の際はご遠慮なくお問合せください、特に小学生指導に長けた先生をご案内いたします。(代表番号:0246-25-2511)