暗記は隙間時間で
単元テストで一夜漬けしても定期テストになるとすっかり忘れてしまう英単語や重要語句や公式。
勉強のやる気が削がれる理由の一つでもあります。「これだけやったのにすぐ忘れるならもうテスト前だけでいい」と極論に走ってしまっていませんか?
それならば意識づけや理解すれば覚えてられる、定着できてないから忘れるとアドバイスされます。でも理解していても忘れるし!簡単にいうな!と思っている方も多いのではないでしょうか。
たしかに印象付けながら覚えたり、学校で発言発表した問題は不思議と覚えていたりします。きっと成功体験でも失敗でも経験と結びつけば覚えていられるということなのでしょう。ところが、都合よくそんな記憶にのこる出来事なんて起こるわけもありません。
結局、覚える→忘れる→やり直しを繰り返すことが最も現実的ではないかなと私は思います。
注意することは、できなかった問題をノートに書いて10回書くなど、時間がかかる勉強をなるべく避けることです。時間をかけた割にはすぐ忘れることを繰り返すから嫌になってしまうのです。
暗記は隙間時間で短期決戦を目指しましょう。おすすめの方法はこれです。
※英単語で想像してみてください。
- 覚えたいものを1枚の紙にまとめます。できるだけ丁寧に書いてください。
- その紙をしっかり見ながら、毎日最低2回ずつ、時間をずらして一気に音読します。リビング、トイレ、台所、お気に入りの場所どこでもいいです。安全は確保してください。
- 一週間後、どのくらい覚えているか自分自身にテストしてください。
最初の1週間で効果があった場合、追加削除しながらどんどん進めていきましょう。もし全く効果がなければその方法は自分に合わなかったときっぱりやめてください。
いろいろな場所で反復することで、意識に残りやすくなる時があります。逆に机で覚えたほうがよかったという人もいます。自分にあった学習方法をみつけることが成績につながります。
ちなみに私は「カンニングペーパー風」作戦が一番覚えられました。
持っている定規の大きさに紙を切り、0.3のペンで厳選した覚えたいものを細かく書いて(この時点でだいぶ覚えられます)スティックのりで定規に張り付けます。ペンケースにそれを入れて常に目に入るところにさしておきました。授業中、板書をうつし終わって暇なとき、問題が終わって暇なときはボーっと眺めていました。3日くらいで結構覚えていたりします。ただしこの方法、「カンニングだ!」と誤解されがちなので、やる場合は定規の取り扱いには十分気を付けてください。
「おふだ」作戦というのもやりました。付箋にケアレスミスをする問題や、歴史の年号などを書いて目線にあわせ貼っておくだけです。
繰り返し読んだものや常に視界に入っているものは、なんとなく意識づけされています。現在ならスマホの待ち受けにしておく、加工アプリで好きな曲に合わせて画像ループさせるなどもいいかもしれませんね!
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