【基礎学力を養成する】~言葉を知る~
即、基礎学力に直結するものではありませんが、言葉を知ることは世界が広がることでもあります。
言葉の豆知識としてご参照ください。
「漸く」、この言葉の読み方・意味は知っていますか。
読みは「ようやく」、意味は「次第に、少しずつ、やっと」が正解です。
この漢字を用いた「漸次」の読み方・意味もなかなか難しいですね、読みは「ぜんじ」、意味は「次第に、だんだん、徐々に」が正解で、時間の経過とともに物事や状態が変化していく様子を表す言葉です。
⇒例文:漸次明らかになっていくでしょう。
せっかくですので、これと混同されがちな言葉にも触れておきましょう。
「暫時」の読み方・意味もなかなか難しいですね、読みは「ざんじ」、意味は「しばらくの間、少しの間」が正解です。
⇒例文:ひと段落ついたので暫時休憩をいただきます。
どちらも時間に関連する言葉で、読み方も難しく似ているため混同されがちです。しかし、意味も異なるため、しっかり覚えて正しく使えるようにしたいですね。知識を身につけるには<得た知識を使ってみること><関連付けてみること>が大切です。
※『この漢字を使った「暫定」って「確定するまでの間、少しの間そうしておくこと」だよね』など
※『せっかくだから「暫」の訓読みや意味も調べておこう』⇒『「暫く=しばらく」で、「少しの間という意味もあれば当分という意味もあるんだなぁ、例文は前者の場合は「暫くお待ちください」など、後者の場合は「好天が暫く続きそうだ」などがあるんだなぁ』など
学力向上を得るために最も大切な『自ら学ぶ姿勢』、<得た知識を使ってみること><関連付けてみること>を大切にしてください。
こうした言葉の豆知識が、言葉を知る楽しさにつながり、世界が広がることにつながれば幸いです。(代表番号:0246-25-2511)