大学受験 ~配点を知ろう~ <【配点】筑波大学・医・看>
大学受験で勝つには、勉強ももちろん必要ですが、それに加え、正しい情報を収集しそれらを活用することも大切です。その情報も、大学毎に異なる出題傾向や、試験方式など多岐に渡りますが、ここではそのひとつ、配点についてご案内いたします。
高校受験までの50点×5教科=250点満点とは大きく異なり、大学・学部・学科によってその配点は様々です。「この教科に強い生徒さんに入学してほしい」という大学側の意思表示でもあり、そうした情報抜きに頑張っていては効率が悪くなってしまいます(同様に出題傾向は、「こういう問題を解ける生徒さんに入学してほしい」という大学側の意思表示です)。
<【配点】筑波大学・医・看>
試験区分 共通テスト 2次試験
英語 200 300
数学 200 -
国語 200 (200)
理科 200 (200)
社会 100 -
面接 - 300
合計 900 800
共通テストは理:200&社:100、もしくはその逆、理:100&社:200、いずれかを選択でき、2次試験は英語:300点を筆頭に選択とは言え現代文:200点、面接も300点と、言語・コミュニケーション系が非常に重視されています。ここでは細かい配点云々ではなく、アドミッションポリシーに着目し、それが配点に表現されている事実を確認いただければと思います。
アドミッションポリシーでは、「求める人材」「入学までに学んでほしいこと」「人材養成目的」が明示されており、そこには、基礎学力と意欲を有し、優れた文章読解能力や文章表現力を持つ人材、また、深い人間関係を基盤にチームの一員として協働できる人材を求めると明示されています。
今回取り上げた<筑波大学・医・看>に限らず、自身が進学したい大学・学部・学科が、どういう人材を求めているのかという重要事項は、アドミッションポリシーでまず最初に確認してほしいと思います。早い段階でそれらを深く意識することにより、以降の学びの姿勢にも大きな影響を及ぼすものと思います。
伸ばすのに時間を要する科目、比較的短期間で仕上げやすい科目などの特性も踏まえ、手厚く学習を進める科目、追込み期に詰め込む科目などメリハリのある逆算した学習計画も意識してみましょう。
上のように配点(この教科に強い生徒さんに入学してほしいという大学側の意思表示)を理解し、対策を進めていくことが大学受験で勝つには必要です。出題傾向(こういう問題を解ける生徒さんに入学してほしいという大学側の意思表示)も理解し、「今より効率よく受験対策を進めたい!」という生徒さん、ぜひ一度、事前予約制の教室見学・教育相談にお越しください。当教室の「完全個別担任制」は、1対1で学習指導するだけではありません。(代表番号:0246-25-2511)