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「得意・苦手から考えてみる進路」

学校や勉強、部活や私生活など、生徒の皆さんは忙しい日々を過ごされているかと思います。

特に受験生の皆さまは受験の準備が本格化しているかと思われます。

 

さて、日々の生活に追われ、なかなか自分を見つめる機会を作れない、そういう生徒さんもいらっしゃるかもしれません。

しかし、そこで一歩だけ立ち止まり、自分の興味や特技を見つめ直してみるのはいかがでしょうか。

誰しも好きなことや得意なことは異なります。興味や特技は皆さまの進路の1つの指標になるかもしれません。そして、興味があること・得意なことが将来の職業になれば、それはとても素晴らしいことでしょう。

しかし、もしかすると職業にするほどの興味や特技が思いつかないという生徒さんもいらっしゃるかもしれません。

そういう生徒さんは、反対に「苦手なこと」に目を向けてみるのはいかがでしょう。

 

苦手なことを進路では選ばないようにする、つまりテストの選択問題の解き方の1つである「消去法」を行なってみるわけです。一見すると消極的な考え方かもしれませんが、選択肢をしぼることで頭の中をスッキリさせる効果があります。

 

「苦手」と「消去法」の一例として当時の筆者の進路を上げてみようと思います。

筆者は、進学したい分野は工業分野と決めていました。しかし工業と言っても様々な専門学科に分かれ、筆者の志望校では機械系・電気系・化学系・建設系と学科が分かれていました。

そこで、志望学科を決めるにあたって使ったのが「苦手」と「消去法」の考え方です。

工業ということで「理科」の得意不得意を振り返り、次のように考えていきました。

 

電機や回路はあまり得意でない → 電気系は除外

化学変化や薬品での実験はあまり得意でない → 化学系は除外

 

こうして、残った機械系と建設系にしぼり、考えた末、第1志望・第2志望を建設系・機械系としました。

ただ、気を付けていただきたいのは、「消去法」はあくまでも選択肢をしぼるために行うということです。残った選択肢について、それで良いか十分に考えていきましょう。

 

すでに進路の方向を決めている生徒さんも、今後に進路を決める1年生・2年生の生徒さんも参考になれば幸いです。

 

KATEKYOいわきエリア専属教師

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