中学社会の勉強方法【日本地理編】
中学社会の勉強方法、第三弾!「日本地理編」です。
①47都道府県の位置を全て覚える!!
覚える際は、北海道・東北地方、関東地方、中部地方、近畿地方、中国・四国地方、九州地方と地方ごとに分類し流れに沿って暗記する。
暗記をする際、ただ都道府県名をやみくもに記憶していくのではなく、その各々に関する特色・情報などを可能な限り取り入れながら覚えていくようにすると記憶が定着しやすい。
例えば
青森県ならリンゴの生産量日本一。
千葉県なら東京ディズニーリゾートがある。
静岡県ならお茶の生産量が日本一でなんとなく金魚のような形をしている。
滋賀県は日本一大きな湖がある。
山口県は内閣総理大臣を一番多く輩出している。
香川県は一番面積が小さく瀬戸大橋が通り讃岐うどんが有名な県。
長崎県は一番島の数が多く広島と同様原爆が投下された県。
愛媛県は夏目漱石の「坊ちゃん」の舞台となった道後温泉がありミカンの生産量が高い。
それぞれの都道府県のポイントをしっかりとおさえていくことが大切。
②日本全体の概要をチェックする!!
日本の自然環境の特色(日本の気候分類も含む)や資源や産業の特色、および地域間の結びつきの特色などを学習する。
③上記項目を完遂し、いよいよ各地方の学習に取り組む。その際、最初から細かく丁寧に学習していくと、特に社会科の学習が苦手な生徒にとっては苦痛以外の何者でもないので、とにかく最初は教科書を軽く二、三回読み、太字部分のみ理解する。
④教科書内容をある程度理解できるまで精読する!!
⑤学習内容の地域における主な山脈・河川・平野・気候帯・都市名などの確認(丸暗記)、写真・グラフなどに目を通す。
⑥学習ワークの《要点まとめ》の箇所を参照しながら、隣接部分の小問を解く。
問題によっては、《要点まとめ》部分に記載されていないものも有るので、その際は、教科書を活用し細部にも目を通すよう心掛ける。とにかく、全問正答できるよう最後まで自力で探し出すことが大切!!なるべく、解答には頼らない。
⑦小問(一問一答)の丸つけを終えたら、すぐに次項の練習問題・応用問題に取り掛かるのではなく、しっかりと全て一問一問丁寧に丸暗記してから次の段階へ進む。
(理想としては、解答用語から反対に簡略的でも構わないので、自分なりに説明ができるようになるまで、理解を深めることがとても大切!!)
⑧いよいよ、練習問題・応用問題へと移る!!
注意点としては、ワーク問題を一度に大量に解き進めるのではなく、練習問題は練習問題、応用問題は応用問題と分けて解答・丸つけをし、その都度間違った箇所については教科書・参考書に再度目を通し正しく理解し直す。
選択問題に関しては、ただ正答を選択し善しとするのではなく、他の選択肢についても、なぜ今回相応しくなかったのかも含め学習すると、更に知識が深まり応用力が高まる。練習問題・応用問題も小問同様、何も見ないで完全正答できるまで頑張りきる。
いわき倉前校 専属教師 遠藤