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数字は語る?

数字はウソをつかないが、ウソつきは数字を使うという言葉があります。

数字で示されるデータそれ自体は確かなものですが、そのデータの確かさを利用してウソつきは人をだまそうとする、ということです。

 

具体的に見てみましょう。

 

最近体重が気になってきたあなたが、ダイエットしたいと思って、ジムに通おうとします。あるジムで責任者から説明を受けたときに、このように言われました。

 

「当ジムのこちらのダイエットコースを終了した人の50人に50人とも、コース前に設定した目標体重に到達しています。つまり、ダイエットコースの目標達成率は100%です。お客様もぜひお申し込みください。一緒に、がんばりましょう!」

 

これを聞いたあなたはコースの料金が予算内であれば、そのコースに入ってもいいかなと思うでしょうか。もちろん、このデータは改ざんされたものではないものとします。

 

一見、入っても良さそうですね。

 

しかし、もしも、このダイエットコースを終了できなかった人が50人いたとしたらどうでしょうか。先ほどの説明では、「ダイエットコースを終了した人の」とありました。もしかしたら、このコースを終了できなかった人がいたかもしれません。申し込んではみたものの、何かしらの事情で最後までやらなかった人々です。その人が50人いたらどうなるでしょう。

 

当初は、100人が申し込んでいたけれども、50人しか終了できなかったという場合ですね。そうすると、結局このダイエットコースに申し込んでも、目標体重に到達したのは50人だけということになって、100人中の50人ですから、確率は50%まで下がってしまいます。あなたが、その最後までやらない方の50人にならない保証はあるでしょうか。

 

ジムの責任者が示したデータは何もウソは言っていません。しかし、全データの中から一部を切り取って示したジム責任者には何らかの意図があったと考えられそうです。

 

私たちの身の回りには数字が溢れています。その数字が提示された目的や狙いについて、一度立ち止まって考えてみたいものです。

栗林

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