「勉強しなさいを言うべきか」
「勉強しなさい!」
「いまやろうとしたとこなのに!やる気なくした」
よくある会話です。私もよく言っていました。
この「やる気なくした発言」、人のせいにして逃げているわけではありません。本当にやる気がなくなるのです。(人のせいにしているだけの場合もありますが・・・)
このコマーシャル見終わったらやるぞ!と自分なりにタイミングをはかっている場合があります。ところがそのタイミングを打ち砕く「勉強しなさい!」の一言。
バンジージャンプを飛ぼうとしていたら後ろからかるく押された、そんな感覚です。
これは「怒り」を覚えると思いませんか?イライラしながら勉強に取り組んでも効果が出ないばかりか、勉強と聞くと怒られる、何か言われる等嫌なイメージしか付きません。
でも言わないとやらないし、心配だしというお気持ちは痛いほどわかります。
なかなか机に向かわないなら、タイミングを作ってあげる方法があります。
お子さんに「〇〇やったら勉強する」と言わせることです。
ここで注意するのは宣言させるときけんか腰にならないこと。「いつ勉強するの!早く言いなさい!」は逆効果です。
宣言させることで、勉強するタイミングをあらかじめ作ることで自発的に行動しやすくなります。ですが3時間後など時間が空きすぎると効果が薄れてしまいます。
「このドラマ終わったら皿洗いやる」なら実行しやすいですが、「明日になったらダイエットする」は難しい、と同じですね!
「勉強しなさい」というべきかどうか。
なるべく言わない、しかしながら宣言をまもらずモタモタしていたらビシッと言うのがベストかもしれません。