【基礎学力を養成する】~英単語の知識~
日本人が日本語の新聞を読んでいるときでも初めて見る言葉は出てきます。それでも、ある程度の意味を知っている漢字同士の組み合わせの言葉であれば、ある程度意味を類推し読み進められます。
英語を母国語としている人が英字新聞を読んでいるときでも同様ではないでしょうか。
では、ある程度の意味(単語の作り・ニュアンス)を知ることが、英単語力の向上に貢献しそうです。
英語の雑学としてご参照ください。
「gram/graph」は「書く」という語源を持っています。
そこで、gram/graphを含む単語をいくつか挙げてみます。
ぜひ、大元の意味(コアの意味/ニュアンス)を元に類推し、言葉の意味を考えてみてください。
①telegram、 ②biography、 ③paragraph
答えは、
①tele(遠くに)+書く=電報
②bio(生きる)+書く=伝記
③para(沿う・平行の)+書く=段落
でした。
※テレワークのテレも(遠く)から「(会社から)離れた(場所で)働く」ですね。
※パラリンピックのパラも(沿って、平行して行われる)「もうひとつのオリンピック」ですね。
同じ「単語を勉強する」でも、
・書いて書いて忘れて書いての繰り返しになりがちな勉強方法
・類義語もコアの意味から派生して理解しやすい勉強方法
があります。
こうした英語の雑学が、英単語力向上の補助になり、英文を読む楽しさにつながれば幸いです。(代表番号:0246-25-2511)