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【基礎学力を養成する】~言葉を知る~

即、基礎学力に直結するものではありませんが、言葉を知ることは世界が広がることでもあります。

言葉の豆知識としてご参照ください。

 

粧う」、この言葉の読み方・意味は知っていますか。

この漢字は、音読みでなら、「化粧」という熟語で一番よく見ると思いますが、これをヒントにすれば、ある程度推測もできるかと思います。

正解は、読みは「よそおう」で、意味は、「身なり・外見を飾り整えて、よりよく・より美しく見えるようにすること」です。

「化粧」とは、まさに、顔を粧(よそお)うことですね。

 

「よそおう」は、「装う」とも書きますが、「装飾」というのもきれいに飾ることですから、「化粧」とイメージが通じます。

「粧う/装う」には、単にきれいにするという意味だけではなく、「本当には違うのに、本当であるように見せかける」というような意味もあります。
「分かっているとよそおう」と言えば、本当は分かっていないということですね。

 

俳句が好きな人ならば、「山粧う(やまよそおう)」という季語を知っていたかもしれません。
秋の季語ですが、山が、紅葉で美しく粧っているようだ、という様子を表しています。

また、おしゃれをすることを、「おめかし」と言いますが、辞書によっては、「御粧し(おめかし)」と表記しているものもあり、こちらも面白いです。

日常的には「装う」の方が簡単かもしれませんが、「粧う」にも味わいがあり、「山粧う」で俳句を作ったり、わざと難しく「御粧し」と書いてみたりするのも面白いでしょう。
面白がるうちに、自然と知識の範囲も広がるとよいですね。

 

こうした言葉の豆知識が、言葉を知る楽しさにつながり、世界が広がることにつながれば幸いです。(代表番号:0246-25-2511/☆教育相談ご予約はコチラ☆

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