【基礎学力を養成する】~計算工夫~
即、基礎学力に直結するものではありませんが、単純計算も工夫をすることで思考の幅が広がったり、計算速度と正確さが向上したりします。
数字遊びとしてご参照ください。
7.2×3.14+5.3×3.14-2.5×3.14=?
これもすぐひっ算するのでは面白みに欠けます。
工夫(変形)できないか、まずは思考してみましょう。
7.2×3.14+5.3×3.14-2.5×3.14=(7.2+5.3-2.5)×3.14
=10×3.14
=31.4
確かに正攻法でも同じ解答にはたどり着けます。
が、正攻法と工夫を交えた解き方ではプロセスが大きく異なり、結果、思考の幅の広がりにも影響してきます。
中学受験では上のような問題が出題されることがありますが、正攻法で大きな労力を費やして解けるスキルではなく、工夫できるスキルを求めていると言えます(正攻法では制限時間内に解ききれません)。
同じ「計算」でも、機械作業だけに終始するのではなく、工夫する楽しさを知ることで、算数・数学の面白みにつながり、計算力向上につながれば幸いです。(代表番号:0246-25-2511)