即、基礎学力に直結するものではありませんが、単純計算も工夫をすることで思考の幅が広がったり、計算速度と正確さが向上したりします。

数字遊びとしてご参照ください。

1.1＋2.2＋3.3＋4.4＋5.5＋6.6＋7.7＋8.8＋9.9＝？

（1.1+9.9）+（2.2+8.8）＋…+（4.4+6.6）+5.5＝49.5

順番を工夫することで足すと11になる組み合わせが4個でき、それと5.5を足せばよいことが分かります。

11×4+5.5＝49.5ですね。　

昨年の12/26にご案内した小学生のガウスの工夫と同じですね。

正攻法でも同じ解答にはたどり着けます。

が、正攻法と工夫を交えた解き方ではプロセスが大きく異なり、結果、思考の幅の広がりにも影響してきます。

同じ「計算」でも、機械作業だけに終始するのではなく、工夫する楽しさを知ることで、算数・数学の面白みにつながり、計算力向上につながれば幸いです。（代表番号：0246-25-2511）