【基礎学力を養成する】~計算工夫~
即、基礎学力に直結するものではありませんが、単純計算も工夫をすることで思考の幅が広がったり、計算速度と正確さが向上したりします。
数字遊びとしてご参照ください。
今回は、半径5の円の面積の求め方です。
円周率が3.14の場合、
①5×5×3.14=25×3.14=78.5
公式通りの普通の方法ですが、この場合、25×3.14の部分の計算がやや面倒です。
それに対して、この部分の計算を簡単にするための方法が次の②です。
②5×5×3.14=25×3.14=100×3.14÷4=314÷4=78.5
ポイントは、25を100÷4と捉えたところです。
そうすると、25×3.14の代わりに、まず100×3.14となり、これは、暗算で、当然314となります。
その上で、314÷4をすれば、結果として、25×3.14をしたのと同じ意味になります。
ですので、もちろん答えは同じですが、25倍よりも、100倍してから4で割る方が簡単な計算で済みます。
同じ「計算」でも、機械作業だけに終始するのではなく、工夫する楽しさを知ることで、算数・数学の面白みにつながり、計算力向上につながれば幸いです。(代表番号:0246-25-2511/☆教育相談ご予約はコチラ☆)