【大学入学共通テスト】学校推薦型・総合型選抜について
大学入試センター試験が廃止され、2023年度で3回目となる大学入学共通テストですが、テストの名称が変更されるにあたり、いくつかの大きな変更がありました。
今回は、その中でも、推薦入試について変更点を確認しておきたいと思います。
学校推薦型選抜
「学校推薦型選抜」は、以前は「指定校推薦」「公募推薦」という名称だった選抜方法で、現在はまとめて上記の名称となっています。
「指定校推薦」は、主に私立大学が、高校に対して枠を設定して行われる推薦入試です。そのため、「指定校推薦」の枠をもらうことができれば、ほぼ合格といってもいいと思います。
「公募推薦」は、国公立・私立に関係なく、大学が示した基準をクリアしていれば出願することができます。ただし、定員に限りがあることから、指定校推薦と違って、必ず合格できるわけではないことに気を付けなければいけません。
総合型選抜
「総合型選抜」は、聞きなれない言葉ですが、以前はAO入試と呼ばれていたものです。大学側が、求める学生像(アドミッションポリシー)を示し、それに合致しているかどうかを基準に合否判定が行われる選抜方法です。
合否の基準が、アドミッションポリシーに合致しているかどうかにかかっているので、しっかりと準備をする必要があります。具体的には、大学のアドミッションポリシーはもちろんですが、学部・学科の特徴や、研究内容、卒業後の進路など、しっかりと調べておく必要があります。もし総合型選抜を視野に入れているのであれば、準備に時間がかかりますので、早い段階から準備に取り掛かったほうがよいでしょう。
学校推薦型選抜も総合型選抜も、その試験内容については各大学で異なります。本当に行きたい大学があるのであれば、早めに調べておき、準備に取り掛かる必要があります。
しっかりと準備をして、志望大学の合格をつかみ取りましょう!
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