【大学入学共通テスト】私立大学の共通テスト利用入試
2021年に初めて実施される大学入学共通テストの出願受付が、2020年9月28日から開始となりました。出願受付は10月8日までの11日間となります。
「センター利用」などと呼ばれてきた「センター試験利用入試」も、2020年度以後、「大学入学共通テスト利用入試」と名称を改めるなどして各大学が実施する共通テストの受験科目を利用して複数の大学・短期大学・学部学科を受けることが出来ます。受験生は大学入学共通テストを受験し、各大学の共通テスト利用入試に出願します。それぞれの大学は出願者の試験結果を大学入試センターに問い合わせ、合否が決まる入試方式です。一番のメリットは、大学入学共通テストを受けるだけで複数の大学・短期大学・学部学科に出願できること(個別試験がある場合を除きます)。国公立大学の志願者が併願しやすいこともあり、多くの受験生が利用しています。ほとんどの場合は一般選抜と併願できるため、負担を押さえながら合格のチャンスを増やすことができます。
共通テスト利用入試には、大学入学共通テストの成績のみで決まる「単独型」の他に、大学入学共通テストと個別試験の両方が課される「併用型」があります。さらに、科目や配点比率は大学・学部学科によりさまざまです。共通テスト利用入試の出願を考えている方は、志望校の募集要項をよく確認しておきましょう。
共通テスト利用入試を使うメリットとしては、上記のように大学入学共通テストの成績だけで複数の大学・学部学科を受験できる点や、一般選抜と比べて受験料金が安く、また大学入学共通テストは地元で受験できるため、お金と時間を効率的に使えるといった点が挙げられます。逆にデメリットとしては、募集人員が少ないため高倍率になり合格ラインが上がる場合が多いことや、大学入学共通テスト前出願の場合もあるため、早めに志望校を決める必要があるといった点などがあるため、それらを考慮した上で利用するかどうかを考える必要があります。
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