６月２日に福島県教育委員会から２０２１年度県立高校入試について発表がありました。

 

発表内容は２点ですが、いずれも新型コロナ感染拡大の影響で、各中学校の臨時休校が長期化したことによるものです。特に特色選抜による受験を検討している人は、内容をよく確認しておいてください。

 

 

①特色選抜の出願要件における変更について

 

令和２年度から入試制度が変更になり、各高校が部活動の大会実績や資格試験など「志願して欲しい生徒像」を示す特色選抜試験が実施されるようになりました。ところが今年度は新型コロナの影響で、中体連の各大会が中止になり、各種資格試験も多くが延期されている状況です。

そこで令和３年度入試では、大会実績や資格取得のみで出願要件を限定しないことになりました。ただし、実技試験や特色面接等でその能力の高さや努力の過程を判断することになるようです。

 

 

②県立高校体験入学の中止

 

例年７月下旬頃には、中学３年生とその保護者を対象にした体験入学を各県立高校で実施していました。しかし、これについてもコロナ禍の休校長期化の影響により中学校の夏休みが大幅に短縮されること、また感染拡大予防の観点から中止となりました。

ただし、８月以降各高校において、感染予防を徹底した上で体験入学を実施する可能性がありますので、中学校からの案内や教育委員会からの発表を確認してください。

また、体験入学が実施されなくても、各高校でパンフレットや資料、ＤＶＤの配布等を積極的に実施するとされていますので、進学を希望する高校の資料や情報は積極的に入手するようにしましょう。

 

 

 

６月に入り、ようやく学校授業が本格的に再開されましたが、まだまだ新型コロナの影響による様々な問題が出てきます。特に夏休みは大幅に短縮されることになりますので、受験生は日中学校の授業を受けつつ放課後は受験勉強を進めていかなければなりません。心理面での不安も含め大変だと思いますが、ＫＡＴＥＫＹＯ学院では受験生を含め全ての生徒たちの学習を全力で応援していきます。

 

 

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