ほこりまみれのギター
去年の冬、突然「ギターが弾きたい」と思い立ち、さっそく通販サイトで購入。
早速ジャーンと鳴らしたのはいいものの、どこが何の音なのか見当もつかない。3か月後、部屋の隅に鎮座するうっすらほこりを被ったギター。今日はお休みの日。今からチューニングします。
チューニングって、弦をくるくるっと巻き取ったり、緩めたり、決められた音になるまで張りを調節することです。超初心者の私では加減が難しいです・・
どこも押さえないではじくことを「かいほうげん」とか言うらしいです。ぐぬぬ…
ギターの弦をはじいたとき、一番細い弦は高い「ミ」太い弦をはじくと低い「ミ」が出ます。太さが違えば音の高低が変化するのは不思議としか言いようがありません。
さて、音の高低といえば、「ド」が出る弦を半分の長さに切ったらどうなると思いますか?
答えは高いの「ド」が鳴ります。これを、算数風に書いてみると・・・
弦の長さを2で割ったら、音は2倍の高さになる
この言い回し、反比例です。どうみても。いきなりの算数の予感です。
なじみ深い「ドレミファソラシド」を発明したのは、みんなご存じ「ピタゴラス」さん。散歩中に聞いたハンマーの音から比を使って割り出したそうです。その発想力、まさに天才・・。
どのように決めたのかは、比の計算と小6の分数の掛け算割り算が学習済であれば、すごく大きな分母になりますが計算できます。気になったらインターネットで調べてみてください。振動数(音の波)は、サインコサインタンジェントを学習する高校生になったら計算してみると面白いかもしれません。
さて、どや顔で知識を披露していたら、ようやくチューニングが終わりました。「アイドル」弾けるようになりたいけれど、とりあえず「ひとりごつ」から始めたいと思います。