ますます求められる国語力
入試制度改革・指導要領の改訂などの報道もよく聞かれ、実際にどのような入試問題に変化していくのか、設問例なども示されています。
これに呼応するように模試でもそうした傾向を反映したような出題が見られるようになってきています。
例えば、これまでの高校入試等で見られた形式の問題。
【設問例①】
aグラムの食塩水があります。濃度は23%です。食塩水に含まれる食塩の重さを文字式で表しなさい。
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これなどは、『百分率』・『文字式』の知識を単純にアウトプットすれば正解は容易でした。
【設問例②】
濃度が23%のaグラムの食塩水があります。濃度を薄めるために水を100グラム足しました。この食塩水の濃度は何%になったか、文字式で表しなさい。
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基本的に用いるアウトプットすべき知識は【設問①】と同じですが、最終的に正解に至るまでに踏むべき思考のステップ数が格段に上がっています。
単純に国語力を問う設問例とは言いにくいですが、【設問①】と【設問②】の性質の違いは明らかで、【設問②】では、情報を整理しひとつひとつ解決していく能力が問われていると言えます。
必要以上に身構える必要はありませんが、備えの必要性を感じるところはあるのではないでしょうか。
当教室では、プロ教師とマンツーマンでの対話式授業ですので、生徒さんの知識・思考レベルに合わせ、適切な負荷を与え、段階的に思考の幅を広げられます。国語力の向上は国語の学習の場面以外でも可能ですし、上のように数学やそれ以外の教科でも必要です。
【設問②】、または、【設問①】の段階でも不安のある生徒さん、ぜひ当教室での受講をご検討ください。
(代表番号:0246-25-2511)
※教育相談は事前予約制です。プロ教師の指導枠はマンツーマン指導のため限りがありますので、ご希望の際はお早めにお問い合わせください。