コロナに負けず受験を乗り切るために
【受験情報はコマメに確認】
2020年は「新学習指導要領の導入」「大学入試改革」「英語教育改革」など、学校の授業も大学入試も大きく変わる年でした。しかし新型コロナウィルスの影響で、様々な点で変更を余儀なくされるでしょう。早いもので言うと、大学の推薦・AO入試は例年9月頃から出願開始となりますが、すでに文科大臣が「募集時期を遅らせる必要がある」と発言しています。上記の入試利用を考えている生徒は、試験内容も併せて注意が必要です。来年から始まる「大学入学共通テスト」についても、休校の影響を受けて出題範囲の変更等が予想されています。例年なら夏ころに問題を作成するので、その頃何かしらの発表があると思います。
また、オープンキャンパスや学校説明会についても、実施時期の変更や、オンラインでの実施などを検討している大学が多いようです。これらの情報にも気を付けておきましょう。
【状況に合わせた学習方法を考える】
受験生(とくに高校生)は放課後、学習塾の自習席や公共スペースを利用して勉強する生徒が多いようです。しかし、今年はやはりコロナの影響で、多くの人が利用する密なスペースでの自習がしづらい状況が続くと予想されます。それでも受験生にとって放課後の学習時間がとても重要なことに変わりはありません。そこで、自宅での勉強に集中する方法を自分なりに工夫するようにしましょう。
自分の部屋ではなくリビングで勉強する。音楽を静かにかけながら勉強する。タイマーで60分毎時間を区切りながら短い休憩をはさんで勉強する。など、制限された環境の中でも、自分が集中できる方法を考え実践することが必要です。
また、どういう時間帯に勉強するかも大変重要です。夜のほうが勉強がはかどる人、朝早い時間が最も集中できる人、それは個人差があると思います。ただし、受験で力を発揮することを考えれば、当然夜型ではなく朝型の脳を作る必要があります。様々なことが制限された生活が、まだまだ続くかもしれませんが、それを逆にチャンスと捉えて、環境に順応し自分の考え方を常にアップデートできる人になってください。
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