デジタル教科書のメリット・デメリット
2024年度から、デジタル教科書の本格的導入が始まる予定です。
現在でも教育現場で使われ始めていますが、メリット・デメリットが出てきましたので整理してみます。
【メリット】
・動画などのデジタル教材と連携できる
・画面への書き込みや、図や文字の拡大表示ができる。
・書き込んだ教科書を児童生徒で共有して話し合える。
・音声読み上げにより、読み書きが困難でも学習が容易。
・通学時の荷物の負担を軽減。
【デメリット】
・目の疲れなど健康面への影響。
・紙の書物などに触れる機会が減る。
・自治体ごとに、導入に格差が生じる可能性。
・クラウド方式では安定した通信環境が必要。
・書き込んだ教科書の保存やアカウント管理の問題が生じる。
メリット・デメリットを考えながら、いかに活用していくか模索が必要だと思います。
様々な問題があるにせよ、根本的には、他国に比べデジタル化が遅れ、経済成長が止まっている状況を打破する必要があります。デジタル教科書は、将来の人材を育成する意味で進めていかなければいけない課題だと個人的には思います。
KATEKYO学院 原町・相馬教室 教務部 高橋浩和