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ノーベル医学生理学賞

今年のノーベル医学生理学賞は、古代人のゲノム解読が対象になりました。

業績は、「絶滅した古代人のゲノムと人類の進化に関する発見」。ネアンデルタール人のDNA配列を解読しました。

ネアンデルタールは約40万年前から約3万年前までヨーロッパや西アジアに住んでいました。

研究では、アフリカ人をのぞく人類の全DNAの1~4%がネアンデルタール人から受け継がれていることを明らかにしました。現生人類(ホモ・サピエンス)は約7万年前から分岐していますが、約7万年前から約3万年前の間に交雑があったようです。

また、同時期、東アジアにはデニソワ人がいました。東側では、現生人類とデニソワ人の交雑があったと思われます。

昔は、現生人類と古代人は全く遺伝子が異なるものと考えられている学説がありましたが、今なお古代人のDNAが私たちの体に残っているということになります。

また、ネアンデルタール人の遺伝子が、免疫や病気に影響を与えているという研究結果もあり、興味深いです。

 

KATEKYO学院 原町・相馬教室  高橋 浩和

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