ノーベル物理学賞
今年のノーベル物理学賞は、量子力学の研究に対して贈られました。
業績内容は、「量子もつれの実験でベルの不等式の破れを立証し、量子情報科学を切り開いた」とするものです。今後の社会に大きな影響力があると見込まれる量子コンピューターや量子暗号通信などの研究にもつながっています。
【量子もつれとは?】
相関を持つ2つの粒子の一方を観測すると、どんなに遠く離れていても、もう一方の粒子に瞬時に影響が及ぶ、というものです。
今回の研究は、1964年の物理学者ベルが提唱した内容に収まらないことを証明しました。
なかなかわかりづらい話ですが、未来で生きる子どもたちには、科学の知識も持ってほしいと思います。
KATEKYO学院 原町・相馬教室 高橋 浩和