中学入学準備コース
中学入学を意識するこの時期、小学6年生のお子さんを持つ保護者様からお問い合わせをいただいています。
例年、中学校に入学して最初の定期試験の結果をみて慌てて相談にいらっしゃるケースが後を絶ちません。どの生徒さんにもスムーズな中学学習のスタートを切っていただきたいと思いますが、そのための『助走』についてご案内いたします。
【小学校のテストの特徴】
習う単元の都度、確認のためのテストが行われます。習った直後に取り組むため、授業内容の定着度確認に適していると言えます。
反面、習う単元はどんどん積み重なってきますので、過去に習った内容を忘れぬよう自ら工夫して復習することも念頭に置いておきたいところです。
【中学校入学後の成績不振】
小学校卒業時まで単元テストではほぼ90点以上を取れていた、だから安心と考えていたものが、習った直後は覚えていたものを忘れてしまったり、習熟度が不十分であったりすることで、中学校での学習内容を理解できなくなることが多々あります。
上記の「復習」が十分ではなかった場合に起こる現象です。
例えば、分数の四則計算を忘れていたり、計算できたとしても正確さや速度が不十分であったりすれば、中学校で習う正負の数の計算問題で分数が混ざってくると当然理解にしくくなり、点数は伸び悩んでしまいます。
そうした細かい積み重ねが成績不振につながりかねないのです。
【助走(中学入学準備)】
テストの表面上の点数だけでは気付きにくい潜在的な理解不足や忘れ、これらを生徒さん一人ひとりに対し、担当教師が直接分析し、それらを補うための指導を行います。小学校の復習が順調に進めば、加えて中学予習まで進めるのが当教室の『中学入学準備コース』です。
予習については、すべて理解し入学する必要はありません。ただし、小・中学校で関連性の高い重要単元だけでもピンポイントで補強・予習しておくと、中学入学後の授業の理解が断然違ってきます。
※他、英単語の単純暗記など知識財産だけでなく、覚え方等の学習作法身につけておけば、家庭学習の生産性も向上します。
状況によっては1~2カ月の受講だけ、もしくは、マンツーマン授業ではなく準備コースだけで十分に中学入学準備が整う生徒さんもいます。中学生になり実際につまづいてからでは挽回に膨大な時間を要するケースもありますし、それ以上に、一度自信を失ってしまうとそれが中学3年間の(悪い意味での)スタンダードになってしまいかねません。中学学習を、自信をもって、余裕をもって、安心して、スタートできるよう、ぜひ、しっかりとした助走期間を与えてあげてください。願わくば、ダントツのスタートダッシュを狙ってみませんか?(代表番号:0246-25-2511)