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中学社会の勉強方法【歴史編】

社会の勉強は「暗記」することが基本!分かっているけれど、その「暗記」がとても大変ですよね。

そんな生徒さんへ効率的な社会の勉強方法を紹介します。

 

①時代順を細かく正しく覚える。

[縄文→弥生→古墳→飛鳥→奈良→平安→鎌倉→南北朝→室町→戦国→安土桃山→江戸→明治→大正→昭和→平成→?]

 

②各時代の主要な出来事・人物などを少なくとも5つ以上挙げ、その時代に関する大まかなイメージが思い浮かぶようにする。

(ここでは、あくまでも小学校で学習したレベル程度でOK)

 

③次に、いよいよ本題へと移り、学習する箇所の教科書本文を2~3回流し読みする。

 

④本文の周りの絵や写真、及び資料などに軽く目を通す。(関心を持つことが大切)

 

⑤再び、教科書本文を読む。(この際は、本文内容をおおよそ理解できるまで精読する)

 

⑥一通り本文内容を把握したら、ワークにて知識の定着をはかる。

まずは、何も見ないで小問(一問一答)を解いてみる。分からない、または自信のない問題に関しては、ワーク記載の《要点まとめ》や教科書、参考書を参照し解答にあたる。その際、解答は極力漢字のものは漢字で書けるよう努める。入試問題や定期テスト、学力テスト、新教研テストで、漢字で問われた際に正しく書けるよう常日頃から意識して学習に臨む。

 

⑦全問を解答したら丸つけをし、全て何も見ないでスラスラ正答できるまで、ひたすら暗記作業に徹する。

その際、ただ各用語を記憶して達成感を実感するのではなく、用語から反対にそれぞれの内容説明がある程度できるよう努める。

例えば、聖徳太子によって制定された〔冠位十二階の制〕は〈聖徳太子が家柄に関係なく才能や功績に応じて役人を登用するために制定したもの〉と説明できるようにすると、その用語への記憶度が増す。また更なる理想としては、〔十七条の憲法〕を〈聖徳太子が役人の心構えを示すために制定したもの〉と覚えるだけでなく、同時に史料である「一に曰く、和を以って貴しとなし、逆らう事なきを宗とせよ」なども軽く覚えてしまうと深く印象に残る。

個人によっては記憶するのがやや困難な場合、史料の冒頭部分だけでも得点に結びつくケースもあるので、出題頻度の高い史料(アメリカ独立宣言、フランス人権宣言、五箇条の御誓文etc.)は、その都度覚えてしまうと、高校での日本史・世界史を学ぶ際、とても有益となる。

一般的に小学校で社会科を苦手なまま中学生になった生徒は、中学でも社会を不得意とする確率が高く、それを全く克服せず高校生の細かな学習内容に至ると、益々社会科への苦手意識が増幅されるので、なるべく中学の段階で少しでも興味を抱き本当は知れば知るほど楽しさが増す教科であると認識できるよう、日々学習に勤しむ。

 

⑧小問(一問一答)を一通り完璧に正答できるようになったら、次はワークの練習問題、並びに確認問題→応用問題へと移行する。

その際、一度に全て解いてしまうのではなく、練習問題の解答→丸つけ→内容把握(完成)、次に確認問題の解答→丸付け→内容把握というように1ステップずつ丁寧に学習していく。また選択肢問題においては、ただ正答できれば良いのではなく、なぜ相応しくないのか他の選択肢の内容把握にも努める。

 

いわき倉前校 専属教師 遠藤

 

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