中学1年生の最初の定期テストに向けて
そもそも定期テストとは?
定期テストは学校の先生が授業の定着度を確かめるために行っているテストです。定期テストは以下のテストがあります
1学期中間テスト(5月中旬)
1学期期末テスト(6月下旬~7月上旬)
2学期中間テスト(9月中旬~10月上旬)
2学期期末テスト(11月下旬~12月上旬)
学年末テスト(2月下旬、3年生は2月上旬)
中間テストでは主要5教科(国語、数学、英語、理科、社会)、期末テストでは主要5教科+技能教科(美術、保健体育、技術家庭科、音楽)で最大9教科のテストが行われます。
1学期の中間テストは学校によって有無が異なります※が、最低でも4回の定期テストがあります。これらの定期テストの点数が中心となって学期末の通知表の評価がつけられます。
※コロナウイルスで休校などが多くなった時期から実施しない中学校が増えました。
学力テストとの違いは?
学力テストは企業が作っているテストで、県内また全国の生徒が一斉に受けることを想定しているテストです。そのため、授業とは違う聞かれ方や習っていない範囲の問題も見られます。
一方で定期テストは学校の先生が授業の進行度合いを考慮して作成するテストです。授業で習った内容がほとんどですし、メインとなる範囲や必ず出る問題を言ってくれる先生もいらっしゃいます。
それらの違いから定期テストは、「どれだけ授業の内容を理解しているか」が点数アップのカギを握っています。
どんな勉強をすればいい?
定期テストの問題は授業での内容がメインとなっています。
定期テストの問題は主に、
教科書の内容
ワークの問題
の3つから成り立ちます。
そのため、何度も言うように授業をどれだけ理解できているかが決めてです。ですが最初の内はどんな勉強をすればいいのか分からないと思います。そこで教科ごとにどんな勉強をするべきか、1学期期末テストを例にして、一部ご紹介いたします。(学校によっては進め方が多少異なるため、以下の範囲が異なる場合があります。ご了承ください)
国語
定期テストでメインとなるのは長文です。小説や評論など教科書でやった文章の内容を理解しているかが問われます。
基本的にそれらの文章は授業で1度解説されています。まずは授業ノートを見直して、どんな内容だったか、登場人物はどんな人か、筆者は何を伝えたいのかを確認しましょう。内容を頭に入れてからワークの問題を解いた方が、自分のなかで理解しきれていない部分がはっきり分かります。
数学
1学期期末テストでは正負の数、文字式が問題のほぼ全てになります。そのため、文章問題よりも計算問題が多く出される傾向が強いです。
点数を取るために重要なのは問題を効率よく解けるかです。数学のテストは基本計算か文章問題で構成されており、どれだけスピーディに解けるかが点数を左右します。
教科書には例題として解き方が載っている問題もあります。それらを参考にしながらまずは解いてみましょう。様々な問題に触れて解き方を覚えることが最重要です。
英語
英語のテストはリスニング、単語、文法、長文が問題の大部分を占めます。その中でも最初に力を入れるべきなのは単語です。単語が分からないと長文も読めませんし、単語が書けないと問題が解けません。英語の礎は英単語です。
発音、スペル、和訳この3つが完全に理解できて初めて覚えたといえます。書いて、読んで、聞いて、覚えるためには様々なアプローチがあります。自分で覚えやすい方法を見つけて実践してみましょう。
理科
理科で最初に学習するのは生物分野で、植物・動物についてです。理科は計算が多い分野と暗記が多い分野があるのですが、生物分野は暗記が多い分野になります。
生物分野で暗記をする際に重要なのは、単語と写真や図を連動させて覚えることです。生物分野の単語はそのまま聞かれるだけでなく、写真や図を見て解かせる問題もあります。その際に単語のみを覚えていても解くことはできません。教科書にはたくさんの写真や図が載っています。それらもきちんと覚えれば点数アップにつながります。
社会
社会は地理、歴史、公民で成り立ちますが、1年生で最初に学習するのは地理です。緯度や経度、気候帯などがメインとなります。
実は単語を暗記するだけでは社会のテストで高得点をマークすることは出来ません。社会の高得点に重要なのは単語と単語のつながりを理解すること 単語を1つ1つ覚えるのは非効率的です。単語同士のグループを見つけ、それぞれを紐づけることで記憶に残りやすくなります。
テスト勉強の注意点
テスト勉強をする上でのポイントは「テストで出る問題を見極めること」「問題を効率的に解くこと」です。上でお話しさせていただいた勉強のポイントはあくまで一例です。合う合わないは個人差があります。
テスト勉強で不安なことがある際に頼りになるのは学習塾です。私たちKATEKYO学院は、完全1対1のマンツーマン指導ですので、勉強方法のサポートを受けられるのも強みです。学校の授業では不安、勉強方法が心配という方はぜひ一度ご相談ください。