主権者教育
高校3年生の一部には選挙権があるため、主権者教育の充実が期待されます。
しかし、教育基本法では、特定の政党を支持・反対する政治教育を禁じているため、高校には政治的な中立性を求められます。
「中立」とは何か。
何も言わないことなのか、色んな意見に触れて考えることなのか、教員が自分の考えを述べてしまうと中立性を維持することが難しいのは、容易に想像がつきます。
実際の政党の主張を動画で流すと、生徒の目の色が違うそうです。
一方、教育現場で生徒同士の話し合いが行われたケースは3割程度のようです。
ウクライナ情勢もあり、戦争を止めるための民主主義が本当に大切だと痛感します。
選挙権は民主主義の根幹です。
高校の先生方はご苦労されているかと思いますが、主権教育について頑張っていただけると幸いです。
KATEKYO学院 原町・相馬教室 高橋 浩和