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使用教材の工夫 ~指導事例~

書店にいくと同じ科目でも本当に様々な教材があります。

それらをみると、今の自身の学力に相応しく、また、志望大学に合格するために必要とされる学力を養える教材を、生徒さん自身が正しく選定することはなかなか難しい作業であると感じさせられます。

 

その点、私たちの教室では、学年画一的な塾用教材を用いるのではなく、それぞれの生徒さんに対し、市販の教材も含めた幅広い選択肢の中から、もっとも相応しい教材を選んであげられるのも、大きな一つのメリットです。

塾に求められるのは立派な教材ではなく、学力を上げてあげることです。それをモットーに、必要があれば相応しい教材をご案内するだけでなく、その使い方までサポートしています。

 

現代文の勉強がなかなかはかどらない生徒さんがいました。市販の教材も含め様々模索しましたが、どうにも気持ちが乗りにくい様子でした。そんなときに授業の休憩時間に、学習意欲の喚起の一助になればと、志望大学のパンフレットを生徒さんと一緒に読んでみました。

 

すると、現在の大学はカタカナ名の学部が増えていますが、志願学部のそのカタカナ名の意味を理解できていないことが分かりました(「イノベーション」や、「アドミニストレーション」など)。

確かにあらゆるカタカナ語を理解するのは大変ですが、志望大学・学部に関する言葉は把握しておくべきです。また、カタカナ語だけでなく、大学を紹介するパンフレットの文章に対しても、語い力不足も含めて、「読解」出来ていない場面が見られました。

 

「現代文」というテキストでは気持ちが乗らなかった生徒さんも、志望大学のパンフレットの読解という『切り口』に対しては比較的高い関心を得られました。そこで、読解の教材の一部として、志望大学のパンフレットを教材化してみることとしました。

 

プロ・マンツーマン授業では、生徒さんに合わせた工夫が求められます。その点で、どういった切り口での指導が効果的なのかを模索する場面が多々あります。

この生徒さんの事例は、同じ科目指導であっても、使用する教材という切り口が変わるだけで、取り組む意欲は大きく変化するものだと再確認させてもらえた好例でした。

 

引き続きそれぞれの生徒さん・ご家庭の期待に応えられるよう、マンツーマン指導ならではの様々な工夫を施し、学習意欲の向上・学習成果作り、目標達成へとつなげていきます。(代表番号:0246-25-2511)

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