勉強のやる気を出す方法
「自分はダメだ。無理だ。どうせ失敗する。」と思っていませんか。
ところが、自分に自信がついてくると行動力がでて、多少難しいことでも取り組めるようになります。
行動する
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結果が出る
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自分への期待とやる気がアップ
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さらに結果が出る
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より一層の自信になる
このようないいサイクルができます。
勉強のやる気を出すポイントは4つあります。
ポイント① 成功体験を積み重ねる。
目標や挑戦したことに対して、達成したり、成功したりした経験を成功体験といいます。
成功体験は、自己効力感や自信につながります。
(自己効力感=自分への期待)
挑戦は小さなことでもかまいません。
例えば、昨日より計算を1問多く解く、歴史の用語を5つ覚えるなどです。
それらを達成できたら、記録しましょう。記録することで、達成できたことを実感しやすいです。
ポイント② 失敗に備えた準備をする
失敗の繰り返し
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自信を失う
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やる気がダウン
このように失敗は、負のループに陥らせてしまいます。
自信を失わないための準備の方法は、失敗しそうな要因、障害になりそうなものをイメージして対策を考えることです。
失敗を含めて計画しておくと、失敗した時に、「なんて自分はダメなんだろう」というように自分の人格を否定したい気持ちになりません。計画を阻害するものがあったという事実として捉えられます。
ゲームやマンガなどの誘惑を避けるように自分の部屋の配置を工夫しましょう。
そうすると、自然と失敗しないようになります。
ポイント③ 新たなことに挑戦する
新たなことに挑戦して達成すると、これも成功体験になります。
小さな挑戦を徐々にやる。小さな挑戦をコツコツと積み重ねる。
これを繰り返すと、苦手なことにも挑戦しようと思えるようになります。
新たな挑戦の達成は、自信アップをさらに加速させます。
自信をつけてから挑戦するのではなく、挑戦をして自信をつけるのです。
ポイント④ 他者と比較しない
自己肯定感を下げる1番の原因は、他者との比較です。
親が子どもを励まそうと思って、
「○○君は~~が良くできるのよ。あなたも頑張って。」
と言っても、それは逆効果です。
言われた人の自信をくじいてしまいます。
そうではなく、その人なりのやり方やプロセスに注目して、その人自身の良かった点をほめましょう。