勉強の計画の立て方
志望校合格や定期テストの点数アップには勉強の計画を立てることがとても重要です。
計画を立てているのと立てていないのとでは、勉強に大きな差が出ます。
計画を立てて勉強していかないと、試験が近づくほど勉強量が増えてしまい、手が回らなくなります。そして、勉強不足で試験に太刀打ちできません。
そのようなことにならないために、以下の手順で計画を立てましょう。
1、試験の範囲と内容を確認
試験日までに何をどれだけやらなければならないかを確認します。
試験で点数を取るための毎日のToDoを決めます。
試験範囲を間違えずに確認します。
・定期テストでは、試験範囲を確認します。
・入試では、テスト傾向とどこの分野にボリュームがあるかを明確に把握します。
長期計画の立て方
どの月でどのくらいやるかを大体決めます。
試験日までに試験範囲を網羅できるようにおおよその計画ができていればOKです。
逆算してここまでにこれだけやっておこうとおおよそでも目標を立てるのが重要です。でないと、試験勉強期間中、どの教科も何がどこまで進んでいるかわからなくなります。まるで、地図のない旅と同じです。
2、現状の把握
自分の生活の状況、現状が分かっていないと計画倒れになり、上手く継続できません。
毎日、何時間勉強できるか、何科目できるか、何時間で何ページできるか見積もります。ここが分かっていないと現実的ではない無理な計画になってしまいます。
1日の流れを想像する(朝→昼→夜)
自分はいつも何に時間をかけているのか、学習に充てられる時間があるのかを振り返ります。勉強できる時間を見積もって、毎日のその時間で何をやっていくか考えます。
能力の把握
やるべきToDoをどれだけできるのか、時間的なことや能力的なことを把握します。
勉強は、科目ごとに進み具合が異なりますので、何にどれくらい時間がかかるか把握します。そこから、これだけ進めるかなと予測します。
実際に問題に取り組んで、1単元、1ページ分の時間を計ると予測しやすいです。
3、スケジュールを割り当てる
試験までにやることを月毎に割って、計画に当てはめます。
やるべきことを目標の期間内で終わらせられる計画を立てます。
それぞれ月ごとに何をやるか、目標をおおよそ立てます。
月にやることを1週間ごとに区切り、それをまた1日ごとに何をやるか決めます。
決めたことを計画表や手帳に記入します。
毎日のやることを決まった状態にしておく
日々の学習内容に迷わなくて済みます。
人は毎日、何かを選択している生活を送っています。
選択肢がはっきりしていないと、決断疲れをして、集中力が低下します。
そうならないために、毎日のToDoを決めておくことは重要です。
計画は都度修正が必要です。いろいろ試しながら自分に合うやり方を見つけることで成績が上がります。
挫折しないためのポイント
習慣がないところでいきなり長時間の勉強は困難です。習慣化が大事です。
1日30分からでもかまわないので、少しずつ時間を増やしていきます。
スケジュールに予備日を設けます。予定を立てていたけど、1週間以内に終わらなかった分の勉強時間を確保します。
ゴールに向けて計画を修正しながら勉強しましょう!