勉強は苦しい?
みなさんは、勉強しようとするとき、漢字や英単語、公式といったものを暗記しなくてはいけないと考えると、少し嫌だなと思ってしまうことはありませんか。慣れた計算はいくらでもできるけど、英単語を覚えるのはどうせできないからやらなくていいやと思ったことはありませんか。
暗記が苦手だと考える人の中には、苦手だといえるほど暗記する行為を行っていない人が少なくありません。つまり自分はこうだからと決めつけてしまっているのです。それを理由に努力することを放棄してしまっているのです。
暗記は勉強だから勉強する時間にしかやらないという人も多いでしょう。それでは覚えられる量が限られてしまいます。TVのCMに流れる曲を覚えるように、触れる機会が多いほど記憶力が増します。勉強時間以外で目にする機会を増やしましょう。
ご飯を食べる前のほんの1分。
TVのCMの間だけ。
入浴の前後1分。
就寝前の1分
どこでも構いません。
集中する時間は短くていいのです。その時だけはいつもより真剣に。
今勉強している関数の式は将来どうせ使いませんよね?という人もいます。確かに直接は使わないかもしれませんが、今は苦手なものを理解しようとする努力や姿勢を含めたすべての解法を学んでいるのです。どうせなんの役にも立たないと思って暗記をあきらめているその英単語が将来、自分の窮地を救ってくれるかもしれないのです。
勉強するとこれまでできなかったことができるようになったり、新しい知識が身についたり、物事の意味を正しく理解できたり、それによってきっと自信だって持てるようになるでしょう。こんないいことだらけの勉強をつらくて苦しいものにしてしまったのはいつからですか?数えてみるとわかりますが学生時代は驚くほど短いです。その間だけは勉強に専念することが許されているのです。とても贅沢な時間なのです。
さあそれでは勉強を始めましょう。
KATEKYOいわき 専属教師