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勉強は車の運転と同じ?①

勉強における主役である生徒さん、実際に車を運転できない生徒さんには『?』かもしれません。しかし、その生徒さんを支える保護者様は勉強の良き補佐役。今回は、その保護者様には理解いただきやすいであろう車の運転になぞらえて、勉強についてご案内します。

教習所で実際の運転方法を学び、クラッチのつなぎ方(古いですが・・・)ひとつとっても、理屈は理解しつつも何度かエンストを起こしてしまった経験はあるのではないでしょうか?スムーズなシフトチェンジに慣れたと思いきや、今度は坂道発進。サイドブレーキを戻しつつ微妙なタッチでクラッチをつなぐ。また新たな場面では、雪道でのスムーズな走り出しのため、2速からの発進などなど。慣れたはずのクラッチのつなぎ方ひとつをとっても、様々な場面でその応用が生じます。

勉強も同じ、理屈では理解していても、実際にその知識・理解を活かして解く設問は様々な切り口で私たちに迫ってきます。一度や二度、うまくクラッチをつなげられたからといって安心していては、様々な切り口に対応しきれません。それこそ、頭で考えるまでもなく自然に体が動くレベルまで経験値が上がって初めて、坂道発進も2速発信も無難にこなせるようになるのです。

それでも実際の道路を運転していると、ときとして未経験な出来事に出くわすこともあります。そこで事故を起こさずに済むかどうかは、反射神経・運動神経による部分もありますが、多くは『経験』によって左右されていると思います。

改めて勉強の話に戻ります。頭で理解したものも、正しく経験値を高めることで、あらゆる場面で臨機応変に対応することが可能です。理解しただけ=分かったつもり、です。せっかく理解できたのなら、反復練習や類題演習を積んで、事故(失点)を回避できるように、もうひと努力、してみませんか。

伸び悩む生徒さんに多く見られる傾向として、『〇回繰り返したからもう十分』と、繰り返しの練習の自己満足ラインを非常に低く設定してしまっているケースが見受けられます。その〇は、2~3回の場合もありますし、5~6回の場合もあります。中には1回で終わってしまう場合も。ぜひ一度お子さんの自己満足ラインをヒアリングしてみてください。

そのとき、そのラインがもし低い場合は、保護者様の運転経験になぞらえて教えてあげてください。

『慣れるまで(自然に体が動くレベルまで)だよ』と。

何も、あらゆる設問を100回も200回も取り組むことは無いでしょう。ただ、最低でも慣れるまでは繰り返したいところです。

生活に欠かせない車の運転と、意識的に取り組まなければならない勉強とを一概には語れませんが、

・解けなかった問題は連続〇回、正答するまで取り組み続ける。

・解けるようになった問題も、当初要した時間の半分の時間で解けるよう速度を上げる。

など、自らの満足ラインを具体的なものにして、くれぐれも『せっかく教わった単元が出題されたのに解けなかった』ということのないよう願っています。(代表番号:0246-25-2511)

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