単語が苦手なアナタへの長文読解のすゝめ(大学入試編)
長文を読むとき意味の分からない単語に出会う度に、辞書で調べるだけでは読解力は良くなりません。
しかし、調べ方を変えれば読解力は良くなります。その手順をアドバイスします。
① 代名詞、指示代名詞、theに注目
これらが指すまたは特定する内容を理解するために、必要だけれど意味の分からない単語だけを調べノートに記す。
② 文と文をつなぐ接続詞、文頭のand、but、or、文頭または文中の接続的副詞(句)に注目
これらによって文章の論理展開を理解するために、必要だけれど意味の分からない単語だけを調べノートに記す。
接続的副詞(句)とはhoweverやas a resultなど
③ これらの単語をもとに長文を読み、代名詞などの内容を確認し、論理展開を頭の中でまとめる。
④ まとまったら、それを箇条書きでいいので本文を見ずにノートに書き留める。
⑤ 全訳を読み、代名詞などや自分が書いた内容が正しいかどうか確認、間違っていれば訂正する。
単なる和訳よりこのような読解によって、筆者が何をどのように伝えたいのかがよく分かります。
英検の長文を使えば大学入試にも有利になります。長文の長さは100語程度の段落1つ分が目安です。
単語が苦手なみなさん、この方法でがんばってみましょう。ただし、日々の単語暗記も忘れずに!(代表番号:0246-25-2511)