夏休みの勉強について
明日から、いよいよ待ちに待った夏休みとなりますが、受験生は「勝負の夏休み」、またそれ以外の生徒にとっても総復習や弱点克服の絶好の機会となります。
夏休みに入る前に学習計画を立てた人が多いと思いますが、計画表は目につきやすいところに貼り、計画を立てた内容を実行できるように頑張りましょう。
●夏休みは何をするべきなのか?
学校の授業がストップするため、普段なかなか出来ない戻り学習に取り組む絶好の機会です。1学期に理解不足だった単元を中心に、しっかりと復習しておきましょう。受験生は、それにプラスし、今までの範囲の総復習と自分の苦手克服に時間を使うと良いと思います。
●学習計画の立てかた
計画がないとだらだらと過ごしてしまうリスクが高まります。
もし作っていない場合には、簡単でもいいので作成するようにしましょう。計画を立てる時のコツについて説明します。
【ステップ1】 何を?
夏休みに達成する大まかな目標を立てましょう。
(例)
・1~2年生の学習内容を総復習する。
・苦手な英語の文法と、数学の証明問題を克服する。
【ステップ2】 いつまでに?
大まかな日にちを決めましょう。お盆をはさんで前半、後半で計画を立てるといいでしょう。
【ステップ3】 どうやって?
やり方はいろいろあります。今の自分の状態にあった方法を考えましょう。
(例)
・夏休み総復習用のテキストを一冊終わらせ、間違えたところを3回繰り返す。
・1日3題の英語長文問題を用意し読み、長文の力を付ける。
●どのくらいの時間、勉強したらいいか?
学年や目指すべき目標によっても異なるとは思いますが、後々後悔しないためにも多めに設定し、頑張って欲しいと思います。
一人ひとりやらなくてはいけない勉強時間は異なるとは思いますが、参考までにネットなどで検索してみると、難関大学受験生は、10時間以上やったという方が多いようですね。
高校受験生は、7~8時間くらいが多いです。
7時間!?と思うかもしれませんが、午前中3時間、午後2時間、夜に2時間と分けて実施すればそれなりに自由時間も確保したとしてもできます。
その他の学年の生徒さんも、いずれは受験生になりますので、7時間とは行かないまでも、今までよりも時間を増やして、チャレンジして欲しいと思います。
頭も筋肉と同じで使った分強くなります。
夏休みを頑張りぬくと、9月以降のジャンプアップに繋がります。
充実した夏休みを過ごして欲しいと思います。