大学入学者の7% これって何の数字?
経済協力開発機構(OECD)の2019年・統計によりますと、日本の大学入学者のうち、理工系分野を専門とする女子学生の割合はわずか7%。加盟国の中でもかなり低い割合です。
英国 | 23% |
イタリア | 22% |
韓国 | 21% |
ドイツ | 20% |
フランス | 16% |
OECD平均 | 15% |
オーストラリア | 13% |
日本 | 7% |
また、男女を合わせた日本の理系学生の割合は現在35%で、40%を超えるトップレベルの国々に比べると割合が低いことも分かっています。
日本政府は、この割合を50%に引き上げることを目標とした工程表を発表しました。
理工系女子への修学支援プログラムも含まれていて、女性の理系選択を後押しする方針も示されています。
ただ、学生を受け入れる大学側としては、入試に数学を課すだけで志願者が減ってしまうため、政府の思い通りに行くかどうかは不透明。
政府や大学の取り組みによって、どのように理系学生(特に女子学生)が増えていくのか、今後の流れを見守りたいと思います。
KATEKYO学院 会津・喜多方駅前校 大竹