大学入試の国語でよく出題される著者は?
東進ハイスクールが、1990~2020年代の国公私立大学入試を調査し、国語でどの著者からの出題が多いかわかりました。(2021年6月30日朝日新聞より)
1位 113件 鷲田清一
2位 66件 山崎正和
3位 64件 加藤周一
4位 63件 内田樹
5位 54件 外山滋比古
6位 53件 茂木健一郎
7位 51件 養老孟司
8位 47件 夏目漱石
9位 42件 河合隼雄
9位 42件 中村雄二郎
ここ2年では、漱石、三島、英文学者の外山滋比古、分子生物学者の中屋敷均が1位になっています。
主題が明確で、論理的思考を重視する最近の出題傾向と相性が良いようです。
文学でも論理性や登場人物の心理を理解するのに役立つという主張もありますが、時代に合わせて論理性・実用性を重視しているのは私も賛成するところです。
KATEKYO学院 原町・相馬教室 教務部 高橋 浩和