大学入試共通テスト
昨年の新着情報でもご案内した通り、現高校2年生の受験時より大学入試共通テストが導入されます。
記述式問題の導入や、理数教科の難化、出題形式の変化など、早めの具体的な対策が望まれる変更が生じます。
また、英語の『4技能検定試験』の取り扱いについても、徐々に各大学の活用方針が明確になってきています。
4技能の習得を重視し、『CEFRにおけるA2レベル以上の能力を備えていることが望ましい』ことを出願基準とするが出願要件とはしないとする東北大学(一般選抜)などのケースもあれば、資格・検定試験を加点材料として活用する方針である福島大学など、同じ国公立大学でも活用方法が大きく異なります。
私立大学に目を向けると、早稲田大学・国際教養学部の一般入試は、『共通テスト(国語+選択科目)』+『英語外部検定試験(スコア提出者に加点)』+『学部独自試験(英語)』で行うことが予告されています。
※従来のセンター利用入試は廃止
現高校2年生以下の学年では、早めに志願先を確定し、大学によって異なる指定検定試験の種類や活用方法を見極め、具体的に対策をしていく必要があります。
まだ志願先を確定できない場合でも、暫定で志願先を定めてみて、その大学指定の共通テスト・検定試験の概要(受験必要科目・配点、指定されている検定試験の有無やその取扱い)を早めに調べておくとよいでしょう。
暫定であっても、今後の大学受験において事前に調査すべきことを把握でき、志願先が確定した際に慌てずに済むはずです。
プロ教師とのマンツーマン授業では、学習指導は当然ですが、こうした受験情報やその活用についても一人ひとりの生徒さんをフォローしています。情報とその活用に不安があればぜひご相談ください(代表番号:0246-25-2511)。