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大学入試対策を終えて|倉前校教師

30年度の大学入試の結果も出そろってきました。受験生を毎年、担当させていただく中で、科目に限らず「読解力」の重要性を感じます。

ここでは指導する中で、英語長文の「読解力」について感じたことを考察したいと思います。

 

『長文への取り組み方』

 

語彙や文法の問題集を解き、力を付けることが重要だと思います。長文読解の基本力としても必要です。しかし短文・単発問題で得点できていても、長文問題の得点率があまり良くない生徒さんがいます。

 

□ 試験時間内に英語で長文全部を読む時間がない。

□ 長文全部を読んでから設問に答えると内容を忘れてしまい、また読み直すので時間がかかる。

 

こういったことを感じる生徒さんで、受験まで、あまり英語学習に時間を割けない受験生は、設問に目を通してからキーワード周辺の文や該当する段落を読んで答える方法が良いと思います。

マーク形式のセンター試験、中堅大学個別入試レベルであれば、この方法である程度の得点率は見込めます。

 

しかし、上位大学を目指す場合は、この方法で高得点を取ろうとすると限界があります。キーワードの言い換えや段落をまたぐ設問が増えるからです。

 

『説明文よりエッセーに苦労する』

 

どちらかと言えば説明文よりエッセーが苦手な生徒が多いです。説明文は段落毎に論理的に意見が述べられているので、特有の語彙や表現に慣れると比較的、点数が取れるようです。エッセーは比喩表現が多く使われることが多く、場面や時間軸の展開を追わなければなりません。エッセーは全文を読まないと内容把握が難しい長文が多いのです。

 

普段から本を読み慣れている生徒さんは、長文を読む集中力や類推力があります。

 

ぜひ好きなジャンルからで良いので、本を読みましょう。メールやネット社会の現代では、本離れが進み長文に触れる機会が減っています。読解力低下の大きな要因と考えます。

 

『本を読む時間がない、本は好きではないという生徒さんへ英語の得点力アップのために』

 

KATEKYOの先生の指導を受けながら、英語の長文問題の演習を徹底的に行うことをお勧めします。

 

長文を読み解くことで、語彙・文法・構文力はもちろん、上で述べた苦手な点も改善できます。

長文慣れし、場面に応じた語彙の幅を広げることにより、読解力が付き、点数アップにつながります。

 

マーク模試が偏差値48(7月)から66(1月)に伸びた生徒さんもいます。

読解力は総合力です。

 

 

倉前校 専属教師 竹川

 

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