大学受験 ~配点を知ろう~ <【配点】東京大学・理科各類>
大学受験で勝つには、勉強ももちろん必要ですが、それに加え、正しい情報を収集しそれらを活用することも大切です。その情報も、大学毎に異なる出題傾向や、試験方式など多岐に渡りますが、ここではそのひとつ、配点についてご案内いたします。
高校受験までの50点×5教科=250点満点とは大きく異なり、大学・学部・学科によってその配点は様々です。「この教科に強い生徒さんに入学してほしい」という大学側の意思表示でもあり、そうした情報抜きに頑張っていては効率が悪くなってしまいます(同様に出題傾向は、「こういう問題を解ける生徒さんに入学してほしい」という大学側の意思表示です)。
<【配点】東京大学・理科各類>
試験区分 共通テスト 2次試験
英語 200 120
数学 200 120
国語 200 80
理科 200 120
社会 100 -
情報 100 -
面接 ※三類
合計 1000 440
☆学力試験の成績は、共通テストの1000点を110点に換算、2次試験の440点とを総合(550点満点)して算出
新課程で初となる2025年度入試については、どの大学でもHPなどで「情報」の必須化を含めた変更点を公開しています。非受験生であっても早め早めの情報収集に努め、日々の学習を的を射たものにしていってください。
東京大学合格には、とにかく細かい大量の知識が必要という印象も強いでしょう。しかし、決してそんなことはありません。ここでアドミッションポリシーより、「入学試験の基本方針」を引用させていただきます。
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東京大学の入試問題は、どの問題であれ、高等学校できちんと学び、身につけた力をもってすれば、決してハードルの高いものではありません。期待する学生を選抜するために実施される本学の学部入学試験は、以下の三つの基本方針に支えられています。
第一に、試験問題の内容は、高等学校教育段階において達成を目指すものと軌を一にしています。
第二に、入学後の教養教育に十分に対応できる資質として、文系・理系にとらわれず幅広く学習し、国際的な広い視野と外国語によるコミュニケーション能力を備えていることを重視します。そのため、文科各類の受験者にも理系の基礎知識や能力を求め、理科各類の受験者にも文系の基礎知識や能力を求めるほか、いずれの科類の受験者についても、外国語の基礎的な能力を要求します。
第三に、知識を詰めこむことよりも、持っている知識を関連づけて解を導く能力の高さを重視します。
東京大学は、志望する皆さんが以上のことを念頭に、高等学校までの教育からできるだけ多くのことを、できるだけ深く学ぶよう期待します。
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つまり、東大合格には、細かい知識を得るような勉強だけではなく、深い考察に基づく教科横断的で体系的な理解と、それをもとにした問題解決能力を身に付けるような勉強が必要だと言えます。同じく「期待する学生像」からも一文のみ引用させていただきます。
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入学試験の得点だけを意識した、視野の狭い受験勉強のみに意を注ぐ人よりも、学校の授業の内外で、自らの興味・関心を生かして幅広く学び、その過程で見出されるに違いない諸問題を関連づける広い視野、あるいは自らの問題意識を掘り下げて追究するための深い洞察力を真剣に獲得しようとする人を東京大学は歓迎します。
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完全個別・担任制の授業は知識のinputに終始するものではありません。本質的な理解を促すためには、ときには敢えて「教えない時間帯」も設けたりします。そこでしっかり思考し自らの考えをまとめ、1対1でプロの先生と議論を交わし多面的な考え方を育むなど、目指す方向性に応じた様々な授業展開がキミを待っています。どんな学びをしたいか、もしくは、気付けていないようであれば、どんな学びをすべきなのかという切り口でも個々にサポートしていきます。
志を有する生徒さん、ぜひ一度、夏期体験講習等で当教室の完全個別・担任制をご体感ください。きっとこれまでと異なる手応えを得ていただけるはずです。(代表番号:0246-25-2511/Webからの無料教育相談お申込みはコチラ)