大学受験 ~配点を知ろう~ <【配点】茨城大学・人文・現社>
大学受験で勝つには、勉強ももちろん必要ですが、それに加え、正しい情報を収集しそれらを活用することも大切です。その情報も、大学毎に異なる出題傾向や、試験方式など多岐に渡りますが、ここではそのひとつ、配点についてご案内いたします。
高校受験までの50点×5教科=250点満点とは大きく異なり、大学・学部・学科によってその配点は様々です。「この教科に強い生徒さんに入学してほしい」という大学側の意思表示でもあり、そうした情報抜きに頑張っていては効率が悪くなってしまいます(同様に出題傾向は、「こういう問題を解ける生徒さんに入学してほしい」という大学側の意思表示です)。
<【配点】茨城大学・人文・現社>
試験区分 共通テスト 2次試験
英語 300 200
数学 50(~100) -
国語 300 -
理科 50(~100) -
社会 300 -
他 - 50
合計 1,050 250
全配点の85%を占める国語・英語・社会、これらの出来次第という配点です。極論すれば、数学・理科が苦手で大きな失点を招いたとしても大勢に影響はなく、とにかく国語・英語・社会に尽きるという配点です。当然、英語の2次試験対策も視野に入れておく必要はありますが、早めに国語・英語・社会の基礎固めを進め、共通テスト形式での問題演習量を確保したいところです。
今回、同じ国公立でも科目別配点が大きく異なる例を挙げてみました。2025年度の国立大学/前期入試は、より一層、多様化が進行すると言われています。東北大学(法):共通テスト950点+2次試験1,950点=合計2,900点満点や、横浜国立大学(経済):共通テスト1,000点+2次試験800点=合計1,800点満点など、科目別配点は割愛しますが、表面上の配点以外にも複雑化が進み、加えて新設科目「情報Ⅰ」も出題・配点化されてきます。
国公立だけでなく私大も含め、一般入試ばかりでなく、学校推薦型・総合型選抜の募集人員も急増してきており、出願方式を含め大学受験全体で多様化が進んでいます。行きたい大学が見つかった場合、ぜひそこに到達していただきたいと思います。そのためには、繰り返しですが「勉強」も大切ですが、「正しい情報の収集と活用」も同レベルに大切になると考え、高校生でも若い学年のうちからそうした情報に積極的に触れていくよう心掛けてください。「受験生になってから」では、大学受験の場合は遅すぎます。
上のように配点(この教科に強い生徒さんに入学してほしいという大学側の意思表示)を理解し、対策を進めていくことが大学受験で勝つには必要です。出題傾向(こういう問題を解ける生徒さんに入学してほしいという大学側の意思表示)も理解し、「今より効率よく受験対策を進めたい!」という生徒さん、ぜひ一度、事前予約制の教室見学・教育相談にお越しください。当教室の「完全個別担任制」は、1対1で学習指導するだけではありません。(代表番号:0246-25-2511/Webからの無料教育相談お申込みはコチラ)