学習の基本作法を考える
学力を上げるための基本である「問題を解く」という行為ひとつとっても、基本作法次第で結果は大きく異なってきます。
分かりやすくするために極端な例を挙げます。
『問題はたくさん解いた。しかし、丸つけもせず、とにかくたくさん解いた。』
『問題を解き丸つけを行い、間違った設問は基本を理解し直した上で、できるまでたくさん解き直した。』
どちらも同様に、<見た目>は間違いなくたくさん問題を解いています。
しかし、前者で成績が伸びるのを期待するのはかなり無理があります。
効果的なのは明らかに後者です。
敢えて極端な2例を挙げましたが、勉強時間を費やしていても、基本作法次第で結果は大きく異なってくるということです。
何のために今目の前の勉強をしているのか、目的を意識し、目的に合った作法で取り組む必要があります。
そこには工夫が必要です。
※「前者のような勉強作法になっているはずがない!」と思いがちです。しかし、頑張っている割には効果が出ないと感じられる場合は、目的を整理し「工夫」してみることです。それにより解決するケースも少なくありません。また、この「工夫」は、例で挙げた「問題を解く」という行為だけでなく、ノートまとめや暗記作業・理解の仕方などあらゆる場面で効率の良さを補助してくれます。
マンツーマン授業では、教室での授業時間だけでなく、上のような家庭学習における「勉強のやり方・基本作法」もサポートが可能です。
家庭学習の成果に疑問があれば、ご遠慮なくご相談いただければ幸いです。
当教室での授業時間よりも、家庭学習時間の方が多いのが通常です。であれば、家庭学習の充実こそ優先されるべきでもあるのです。(代表番号:0246-25-2511)