小名浜・いわき海星統合校(仮称)の特徴
前回、福島県内といわき市の少子化の推移や県立高校の統合について説明させていただきましたが、今回は2021年春に統合となる「小名浜・いわき海星統合校(仮称)」の特徴についてお伝えさせていただきます。
◆募集定員
「小名浜高校:定員80名(2学級)」と「いわき海星高校:定員160名(4学級)」を統合し、
定員は200名(5学級)
(普通科1学級40名、商業科1学級40名、水産科3学級120名)が予定されています。
※募集定員は減少しますが、統合により学校規模が大きくなります。
◆普通科(1学級40名)について
普通科は生徒さんの進路希望に応じて2コースが設けられるようです。
・「進学コース」
文系、理系の大学進学に対応した科目 ⇒ 国公立、私立大学への進学を目指します。
・「教養コース」
個に応じた丁寧な学習指導と基礎学力の定着 ⇒ 地元企業、公務員等へ就職を目指します。
◆商業科(1学級40名)について
・「会計分野」・「ビジネス情報分野」・「マーケティング分野」
※商業の3分野を総合的に学び資格を活かして進路を実現していきます。
◆水産科(3学級120名の中で4学科設置)について
・「海洋科:定員40名」⇒海洋の知識と技術を総合的に学習します。
【資格:5級海技士(航海)、2級小型船舶操縦、1級会場特殊無線】
・「情報通信科」:定員20名」⇒電気・通信・情報・知識・技術を学習します。
【資格:3級総合無線通信士、2級小型船舶操縦、1級会場特殊無線】
・「食品システム科:定員40名」⇒食品の製造・加工・流通に関する知識と技術を学習します。
【資格:食品技能検定、HACCP基本技能検定、日商簿記検定】
・「海洋工学科:40名」⇒船舶や陸上の機械の操作や管理のちしきや技術を学習します
【資格:5級海技士(機関)、移動式クレーン運転士、フォークリフト運転技能講習】
◆水産科[専攻科]について
・統合後も3つの専攻科は継続され、より専門性の高い高度な資格所得が可能となります。
「海洋科:乗船実習有、3級海技士(航海)」
「無線通信科:乗船実習無、1級総合無線通信士」
「機関科:乗船実習有、3級海技士(機関)」
◆校舎について
本校舎(小名浜高校校舎)と水産校舎(仮称。いわき海星高校校舎)
基本は、本校舎で学びますが水産科は週2~3回程度水産校舎(仮称)を利用するかもしれません。